プロゲステロンの分泌を抑えるアフターピルのリスク

性行為で避妊に失敗してしまった女性一般的に避妊に使用するピルは、含まれるホルモン量が少ない低用量ピルを使用しますが、もし性行為で避妊に失敗し緊急的に妊娠を阻止したい場合には、アフターピルを使用します。
アフターピルを使用することで、約70~80パーセントほどで避妊は成功するといわれていますが、ただ性行為後の早い段階で使用しないと効果は低くなり、また正しく使用しないと効果はありません。
ピルを服用後、早い人では数日後に出血があり、通常では服用後3週間以内に月経よりはやや少ない量の出血を起こします。この出血が起これば避妊に成功したといえます。
もし3週間以上出血がなかったり、月経の予定日を過ぎても生理がこない場合には、妊娠している可能性もあるので、調べる必要があります。
アフターピルには、受精卵の着床を防ぐための女性ホルモンが多く含まれています。低用量ピルに比べると含まれるホルモン量が多いため、より強い避妊効果を得ることができます。
女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、エストロゲンは卵子を1つ成長させて排卵を行い、子宮内膜を厚くする作用があります。
プロゲステロンは、排卵後に分泌され、子宮に卵子が着床できる状態にする作用があり、このプロゲステロンの分泌がなくなると同時に生理が起こります。
アフターピルは、このプロゲステロンと同じ作用を起こす物質を子宮に到達させて、人工的にプロゲステロンが分泌された状態を作ります。ピルによって人工的に生理を起こすため、妊娠を防ぐことが可能となります。
避妊効果が高いアフターピルですが、効果が高い分、リスクもあり服用する際には十分に注意する必要があります。
主な副作用は吐き気や倦怠感、頭痛などですが、まれに血栓症を起こすなど重篤な症状を引き起こすリスクもあります。
そのため使用する際には、メリットやデメリット、リスクを理解した上で服用する必要があります。